内容:あかちゃんは、おかあさんにてつだってもらって、ごはんをたべるよ。でも、わたしはひとりでできる! しょくじがたのしくなるえほん。
解説:ななちゃんには、あかちゃんのおとうとがいます。ななちゃんは、もうあかちゃんではありません。おねえちゃんなので、あかちゃんとはちがいます。だから、ななちゃんは、ひとりで、しょくじができます。てつだってもらわなくても、しょくたくのいすにすわることができます。「いただきまーす」とげんきにごあいさつもできます。よくかんで、たべることができます。ときには、きらいなものもあるけれど、おねえちゃんだから、のこさずにたべることができます。そして、たべおわったら、さいごに「ごちそうさまでした」のごあいさつもげんきにできます。 親の手を借りずに、子どもたちがひとりで身の回りのことができるようになる「しつけえほん」です。いっしょに登場するあかちゃんとの対比の中で、おねえちゃん・おにいちゃん意識を育てます。ひとりで挑戦する子どもたちと、それをやさしく見守るおとうさん・おかあさんの姿が描かれたこころ温まる物語です。
表紙の主人公の明るい性格が滲み出でいるのが気に入ったのでこの絵本を選びました。お母さんが一生懸命用意してくれた食事を美味しそうに食べる主人公がとても可愛らしかったです。こんな風に美味しそうに食べてくれたらお母さんも嬉しいと思いました。苦手な物でも挑戦する主人公はとてもかっこいいと思いました。お母さんが頑張った主人公にしっかりと褒めてあげているのも素敵でした。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
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