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ピエロにだってこころはあるんだ。命令されて動くのではなく自由で独創的なサーカスを夢みてとびだしたピエロと仲間の動物たち。やがてその夢はかないました。
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【田中パパ】 鎖でつながれ、いつものように団長の命令を聞くことを拒絶した、サーカスのピエロとロバ、ポニー、キリン、ライオンそしてイヌ。彼らはサーカスを飛び出すと、自分たちのしたいことを語り合い、その実現に力を尽くす。彼らがしたかったことは、自分たちのサーカスを作ること。さぁ、どんなサーカスが出来上がるのか。 これは言うまでもなく、自由の賛歌であり、これから新しい一歩を踏み出そうとするものへの応援歌でもある。ボクの20ヶ月の短い会社勤務のきっかけになり、そして会社を去った時に手元に残ったのが、この一冊。作者の故ミーシャ・ダムヤンは、ノルドズッド社の創設者。画家のヨゼフ・ウィルコンは、ポーランドを代表する絵本作家。今年で73歳。 残念ながら版元在庫僅少の様子。
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サーカスに登場したピエロとロバが団長の言うことを聞かないのです。
ピエロは、人から指示されたことをするのが嫌だ!と
賛同する動物達と旅に出てしまいます。
やがて、自分達の好きにできるサーカスを作り、嬉し涙を流すのです・・・。
何とも暗示的な展開です。
飛び出す時の緊張感、次のステップまでの不安・・・。
きっと何か新しいことをするとき、思い出せる絵本ではないでしょうか。
子ども以上に大人がキュンっとなってしまいました。 (レイラさん 30代・ママ 男の子11歳、男の子9歳)
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