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バナナをかぶったゴリラが、街へお散歩に出たら? うたうために書かれた詞に、あべ弘士さんのユーモラスな絵がつきました。新しいタイプの歌の絵本です。みんなでうたいながら、たのしんでください(楽譜付)。
これは「歌の絵本」なんだそうです。中川ひろたかさんが、詩を書いて、増田裕子さんがその詩に曲をつけたもの。増田裕子さんが実際に歌っているそうです。
歌うために描かれた絵本というのも珍しいですよね。途中、12コマ漫画があったり、アメリカチックないラストが描かれていたり。ゴリラのどこまでも広がる妄想が描かれており、とても面白いのです。
曲の最後、そう絵本の最後は「バナバナバナバナ・・・・」頭にバナナをかぶったまま、歩いていくゴリラの長い影。夕日に照らされたバナナの陰に赤とんぼが止まります。ここはサバンナかしら?それとも日本?
表裏表紙にこの絵本の曲の楽譜が掲載されているので、歌に自信があるかたは、ぜひ歌ってみてね。
(はんぶん×ずっこさん -・絵本紹介サイト )
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