グレゴリーとルーシーは、それぞれじぶんのヒミツのもうふをもっている。ふたりのべつべつのお話を、本の前と後ろからよんでくると、まん中でー! アッとおどろく、ユニークな絵本です。
普通本を持ったら表紙の絵の向きから読みますよね。
この絵本、そこから迷うんです。
表紙と裏表紙がさかさまで、つまり見ようによってはどっちも表紙なんです。
だからどっちから読んでもOK!
表紙から読むとグレゴリーという男の子が主人公のお話。
片時も毛布を離さないグレゴリー君。
大事な大事な毛布なんです。ピンチがあると毛布が助けてくれるんだもの。
裏表紙から読むとルーシーという女の子が主人公のお話。
このルーシーも大事な毛布を持っています。
ピンチがあるとこの毛布が助けてくれるんだもの。
それぞれのお話が絵本のまん中で終ります。
つまり、終わりの絵は同じなんです。
でもお話は違います。
このふしぎな感じに子ども達は「うわぁ〜」と歓声をあげますよ。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)
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