虫は、幼い子どもたちにとって、とても身近な野生生物です。ただ身近なだけでなく、もし気に入れば、手にとってさわったり、目の前にちかづけることもできます。この絵本では、子どもたちが見つけやすいように、家のまわり、草はら、林、池や小川の水辺の4つの場所に分けて、それぞれの場所にいる代表的な虫を紹介していきます。数多くの昆虫の絵本を手がける著者の緻密な絵が、虫の魅力を伝えます。
ダンゴムシ、アゲハ蝶、ハサミムシなど
家の周りでよくみかけることのできる虫たちが
リアルな質感と色で描かれています。
虫たちも近くでみると気持ちの良いものばかりでは
ないけれど、自然が織りなす色や形の美しさといったら、
人工的なものはかなわないと感じさせられます。
昔からよく見たことがあったけれど、名前は知らないという虫も
多くのっていて、私自身「なるほど〜」と勉強になりました。
畑や庭で見つけた虫に興味津々な息子。
散歩の前、後と読んでさらに長く楽しめそうです。 (空色のかわうそさん 30代・ママ 男の子1歳)
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