どんなにつらくても、みんな、やさしい気持ちでいようよ。きっといいこと、あるはずだから。女性のための、読むと元気になれる本。
紙の温度が伝わってくるような温か味のある絵本でした。作者が、著作活動の他に便箋、カード、ノート、布製品等の商品企画を手掛けているから温もりがこの絵本にも感じられるのだと思いました。白、黒、青の三色の色彩だけなのに紙の温度が、作者の物の対する情熱が伝わってくるから不思議です。三兄弟に愛用されていつまでも愛着が持たれて物を大切にする気持ちが感じられてとてもよかったです。「おかあさんは、このコップが大好きだったのよ。」と最高の誉め言葉を貰い、自分の子供へと受け継がれていつまでも輝いていられるのが、使って喜んでもらえるのがお互いに幸せだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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