ある朝、庭に迷いこんだ小犬を見つけたスティーヴィー。かわいくて、大事に世話をしていましたが、。突然飼い主があらわれて・・・。『ベンジーのもうふ』の作者コンビが描く、心あたたまる絵本。
この作品もドロシー・マリノが絵を描いています。
やっぱり日本での邦訳は2011年ですが、本書自体がアメリカで出版されたのは1961年(たぶん)と、かなり古い作品です。
でも、時代に関係なく、迷子の子犬とぼうや(スティーヴィー)とその両親や近所の友だちなどの関わりありが、すごく自然に表現されていて、読んでいても聞いていても優しい気持ちになってきます。
なんといっても、作品を微笑ましくしてくれているのは、ドロシー・マリノの描いてくれている目線やスティーヴィーの仕草ではないでしょうか?
個人的には、友達のキャシーが自分のイヌを少し離れて所に繋いでから、スティーヴィーが抱いている迷子の子犬の所に飛んでくるシーンが可愛くて好きです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)
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