不思議な一団に連れ去られるウェディング姿のレミを追って、レイトンとルークは、奇妙な村へと足を踏み入れ、神々が創造した究極のナゾに挑む…。メガヒットゲームを小説化した、オリジナル小説シリーズ第3弾。
レイトン教授シリーズ3作目。
「考古学者にして、当代随一の頭脳を誇る、どんなナゾトキもおてのもの」のレイトン教授と、助手のルークが、『運命の本』の謎に挑みます。今回は、宿敵、デス・コールも登場します。
小説+謎解きパズル、という構成で、パズルだけでも楽しめるし、パズルが解けなくても、読み進むことができる本です。
舞台の描かれ方、物語の進行とも、「レイトン教授」のアトラクションに紛れ込んだような印象を受けます。実際に、こういうアトラクションがあって、それをノベライズしたような印象というか。
小説としての面白さは、1作目にゆずるのかな、と思いますが、その分、「幻影の森」や「神々の塔」といった、謎好きにはワクワクする仕掛けを楽しめます。
パズルだけなら、子どもだけなら中学年から、大人と一緒なら低学年からでも楽しめそうです。
小説は、中〜高学年ぐらいから、でしょうか。
こういうアトラクション、実際に作って欲しいなぁ、と思う一冊でした。 (こはこはくさん 40代・ママ )
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