おままごとの絵本。「今日は私がお母さん」と、女の子がぬいぐるみのぶうちゃんのために、庭でたんぽぽやスギナでごちそうを作ります。どろんこケーキをひっくり返して大泣きしますが、最後は嬉しいハッピーエンド。
2歳8か月の娘に読んでやりました。おままごとといえば、今はすべてプラスチックのもので用意されているので、それらを鍋や皿にのせて遊ぶもの。でも、この絵本では、自然にあるものを材料にして、お料理している様子をみることができます。昔は当たり前のシーン(少なくとも私の母からは教わりました)だったのですが、なかなか最近はやらなくなったのか、季節も合わなくて花がないからか、娘には新しいものに出会ったようでした。
たんぽぽの花びら、芝生などの細長い葉っぱ、お団子に赤いアザミ?のような花でデコレーション、なんて素敵な誕生日会なんでしょう。お人形を相手に、とてもかわいいおままごとの様子が手に取るようにわかります。まだ冬なのでお花はありませんが、ぜひ季節がよくなったらおままごとを外でやろうね、と話していました。遊びが膨らんでいく絵本で、女の子にはおすすめの一冊ですね。 (minatsuさん 40代・ママ 男の子6歳、女の子2歳)
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