おばあちゃんはキルト作りが大好き。素晴らしいキルトを作るのに、どうしても欲しいものが…。4人のキュートな魔法使いと1羽の優しいカササギとおばあちゃんの織りなす、不思議な味わいのノンセンス・ストーリー。
みすず書房の「詩人が贈る絵本」シリーズの1冊です。
訳は長田弘さん、絵はトミー・デ・パオラさんです。
絵本という形態をとっていいるようですが、どちらかというと、絵童話的な印象を持ちます。
トミ・デ・パオラさんの絵はご自分の原作の時をり幾分ソフトタッチで、幻想的な魔法の世界を美しく表現してくれていました。
ヨーロッパなどの昔話によく登場する「カササギ」が、この物語でも大活躍します。
読むのなら小学校中学年以上で、魔法ものが好きなお子さんにお薦めします。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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