
あかんぼうを入れるふくろがついているカンガルー、魚か鳥かわからないカモノハシ、色あざやかな砂漠の花…… オーストラリア大陸にくらすユニークな生きものたちについて、先住民族が語り伝えてきた物語10話。 アボリジナル絵画が全編をいろどり、アボリジナルの人びとや、動植物についての解説も収録します。
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アボリジナルとは、文字を持たないオーストラリアの先住民。
その人々によって語り継がれてきた昔話が10編入っています。
「カンガルーには、なぜふくろがあるのか」
「カエルは、なぜぐわっぐわっとなくだけか」
「ちょうちょうと、死ぬことのなぞ」
などなど、タイトルだけでも見ても面白そう。
お話も、それに添えられている挿絵も、どれも素敵なものばかりでした。
巻末には、アボリジナルの文化や言葉についての解説もあり、1冊読むだけで、いろんなことを知ることができました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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