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ママのけがが治ると,パパは町に別のアパートを借り,新聞社で働くことになりました.ヴィンニはパパの取材旅行にくっついて,水の都ヴェネチアをおとずれます.飛行機内ではコックピットにいれてもらったり,女流作家さんがパパを気に入ってしまったりと,楽しいハプニングもいっぱい.シリーズ第3巻はイタリア編.
ヴィンニとヴィンニのパパがイタリアに取材旅行に行く話です。
イタリアに取材に行けちゃうくらいの新聞社に勤めているのなら、さぞかしいい給料をもらえてるのかな?と、思いますが、
ヴィンニのパパは常に「お金が〜(ない)」と嘆いています。
庶民感覚のこのパパさんの言動は、見ていて面白いです。
でも、ヴィンニが大好きで、ヴィンニのためになら、ガツンと一発かましてしまう強さも持ってます。
この「イタリアへ行く」はヴィンニのパパのカッコイイ(?)ところもいっぱい見れますし、
作者のちょっとしたいたずらも描かれているので、とても楽しく読める巻でした。
それと、個人的にホッとしたのは、担任とヴィンニがやっといい関係になれたところ!
担任も、「ヴィンニが頭の回転がいい子」だということには気づいていたようです。あぁよかった。
シリーズの中では個人的に一番お薦めのおはなしでした。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子15歳)
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