ふしぎでユニークなティップトップが泣き虫の象の悩みを解決する、ティップトップシリーズ第1話目です。
ある日、一匹の象が泣いていました。じぶんは灰色で、地味だと思っていたからです。そんなかわいそうな象のもとに、ティップトップがあらわれ、彼は悲しんでいる象の体をまず磨き始めました。そして、象をもっときれいにするため着飾っていきます。まずは、パンツをはいて、それからズボンもセーターも…ステキに着飾った象はなんだかお出かけしたい気分になりました。
本書は幼児向けに、この物語を通して「身だしなみ」という生活の基本的習慣を楽しく学ばせるのに最適です。また、さまざまな色彩が私たちの視覚を楽しませ、ティップトップのおちゃめなお仕事は大人も楽しめるものです。
大きなゾウさんが泣いていると、どこからともなく現われた「ティップトップ」がゾウさんの悩みを解決してくれます。
ゾウさん、綺麗に羽を広げた孔雀さんを見て羨ましく思って泣いていたからです。「ティップトップ」は、まず大きなお風呂にゾウさんを入れて〜パンツをはかせて〜ズボンにセーター、帽子にマフラーを・・・カラフルにコーディネートされるとお出かけしたくてたまらないゾウさん。それを見た孔雀さん、そおぉっと羽を閉じます。段々とおしゃれに変身していくゾウさんを応援したくなります。俳優でもあり、三児の父親だと言う、石黒賢さんの訳書です。 (1姫2太郎ママさん 30代・ママ 女の子11歳、男の子9歳、男の子1歳)
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