よく「子はかすがい」と言いますが、今はペットがかすがいという人も多いですね。 この絵本のソラも作者のそうまこうへい先生がたいせつに飼っていた犬がモデルです。 家族の一員のようになっていたソラは、動物病院でなくなる直前まで、 そうま先生の娘さんがソラの手を握っていたそうです。 絵本の中のソラはおじいちゃんですが、「ぼく」にかわいがられてとってもうれしそう。 老いというテーマを語りかけるような文章と明るくやさしい絵で表現しました。 暗くなりがちなテーマですが、老犬を包み込む愛情あふれる絵本になりました。 子どもにとって、老いといってもピンとこないかもしれませんが、 この絵本をきっかけに老いることに対してやさしい気持ちをもってもらえたらうれしいです。
この中に出てくる犬は14才。
14才なのに、なんでおじいちゃんなの?と
とても不思議がっていました。
人間と一緒で、生きているものは歳をとり、
いろんなことが変化していきます。
元気だったころを知っていると、なおさら辛いですね。
ちょっとせつないなと思いましたが、子供には、
14才なのに、ってそればかりひっかかってるみたいでした。 (ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子6歳)
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