秋のおわり、えっちゃんは、白いちょうちょをみつけました。えっちゃんが、なみだの川をたどっていくと、林の中からやさしいうた声がきこえてきました。
「ねん ねん ねん
春が くるまでだよう
春が くるまでだよう
ねん ねん ねーんの
ほーい ほーい」
と、歌う林のおかあさんが、歌う「ねんねんねん」の子守唄がと
て優しいので、孫たちに、もう直ぐ生まれてくるあかちゃんにも
歌ってあげたくなりました。南塚直子さんの描く優しい色彩やお洒
落な絵がとても素敵で、いつまでも眺めていたくなります。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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