岸田衿子さんの詩のような文章でとてもリズムがあります。
ずっとその場所にある木ですが、季節の移り変わりと共に、木の様子も代わり、訪れる動物たち、子どもたち、遊び方も変わります。
木があることの恵みや恩恵も私たちは受けていることを感じさせてくれます。
そういえば、私の家の近くにも一本の大きな木がありました。その木の横を通ると小鳥のさえずりが聞こえてくる時があります。
木のある風景の豊かさを思い出させてくれるような絵本です。
息子が「あれ?3月がない」と言って探していましたが、よく見ると3月はあります。
家で気がつかなかったのは私だけ。
皆さんも読まれたら3月の場面を探してみてくださいね。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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