ある日、森に住む狩人の若者は、美しい娘たちがかごに乗って天から降りてきて、草原で踊っているのを目撃しました。末娘が気に入った若者は、ネズミに姿を変えて娘を捕らえると、自分の小屋に連れていき、いっしょに暮らすようになりました。ふたりは幸せに暮らし、男の子が生まれますが、ある日、末娘は星の世界に帰ってしまいます。カナダ・インディアンの昔話を美しい版画で描きます。
ウォーピー青年が森で出会った不思議な娘。
なんと空から小枝で編んだかごに乗って降りてきた娘達のひとりでした。
やがて二人には息子が生まれますが、星の国が恋しくなった娘は・・。
天と地を行き来する、不思議な魅力に満ちたお話です。
インディオの遺跡を見ていると、それも納得ができるような気がします。
版画の技法が使われているのでしょうか、
独特の色調がインディオの織物を彷彿させます。 (レイラさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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