さむい冬も、元気にかけまわる、北の森にすむ身近なエゾリスの愛らしい姿がいっぱいです。子リスをつれての巣穴から巣穴への移動。木の実をかじり、貯めこむために持って走る姿。樹の上での追いかけっこや、枝から枝への大ジャンプなど。一瞬の仕草を切り取ったすばらしい写真に、気持ちがほっこりしてくる写真絵本です。
写真絵本です。
エゾリスは関東で見られるリスに比べて耳が長くふさふさで、尻尾もいくらか太い気がしました。(あくまでも個人的な感想です)
このエゾリスの親子を写真家の作者(久保敬親)が追いかけて撮りためた作品で、ラベンダーの中にたたずむ姿や、木から木へ枝から枝へ走り回る姿、秋には食料のきのみなどを見つけて食べたり蓄えたりする姿も見せてくれています。
それられている言葉も短く簡潔で、伝わりやすいです。
約1年間を追ったものですが、この作品を読み生かせに使うなら、秋から冬にかけての時期にお勧めします。
5,6歳くらいから小学校中学年くらいまでいかがでしょうか? (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子15歳)
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