ペットとしての犬種の人気ランキングは毎年変わりますが、ダックスフンドはいつでも上位3位に入っているように思います。このお話のモデルになっている犬も、西内ミナミ先生ご自身が飼われているダックスフンドです。いたずらが大好きで、わんぱくな犬なのだとか。画家の和歌山静子先生も、以前ダックスフンドを飼われていたそうで、実際に飼った経験がある方ならではの犬のしぐさや表情が描かれています。家族の一員になってくれる犬。いたずらをしてしまっても、かわいさのあまり、ついつい許してしまいますよね。子どもたちが生き物と触れ合うことで、やさしい気持ちを育ててもらえればうれしいです。
【著作者プロフィール】 ■西内ミナミ(にしうち・みなみ)/日本児童文学者協会会員。東京女子大学卒業。約10年間コピーライターとして勤めた後、児童書の創作に専念している。作品に『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)『まめのかぞえうた』『おかいものパレード』(鈴木出版)など多数。 ■和歌山静子(わかやま・しずこ)/日本児童出版美術家連盟会員。武蔵野美術大学デザイン科卒業。作品に「おうさま」シリーズ(理論社)『おーいはーい』(ポプラ社)『まめのかぞえうた』『にんじんとごぼうとだいこん』(鈴木出版)など多数。
クーのお留守番できたねって先ず男の子が言う場面は、男の子も偉いなあと思って読みました。お留守番をしてご褒美のお土産まで買ってきてもらえてよかったねって思いました。最近テッシュを1歳になった孫がひっぱって出すのでクーとかわらない悪戯に微笑んでしまいました。クーの寂しかった気持ち、いろんな仕草がとても可愛かったです! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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