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世界24カ国でミリオンセラー!謎解き冒険ファンタジー待望の続編。物語が始まるのは、前作から2年後の水の都ベネチア。新たにアニタという少女を主人公に迎え、時空を超える扉をめぐる冒険の旅がはじまる。扉を開けば、そこには新しい冒険の世界が。

ついに!ついに新『章』がスタートしました!!超・嬉しいです。
新たな主人公は、ベネチアに住む『アニータ』という女の子と友だちのトミー。
主人公が新しくなり、場所もベネチアと離れてしまったので、前シリーズの主人公たち(ジェイソン・ジュリア・リック)は、「もう出てこないかも〜」と思ったら、途中からしっかりと物語の中に登場してきました。
ジュリアは「百日カゼ」かかっていましたが、おおむね3人とも元気でした。
ジェイソンたちのお話「ユリシーズ・ムーア」は、アニータの世界で本(の中の物語)として存在しているはずでした。
ところが、トミーが調べてきてくれたアドレスで連絡を取ると、「ユリシーズの訳者」といわれている男に会うことができました。
そして、その人に謎の言葉をしえてもらうと『物語』であった世界が、突然アニータの“現実世界”と、重なってしまうのです。
この文章の巧みさには感動しました。
いつの間にか惹きこまれている感が面白かったです。
最後のシーンでは、まさかの「またリックはお留守番?」と思いましたが、無事乗れてよかったです。はやく続きが読みたいな〜。
小学校の高学年から中学・高校生くらいまでお薦めできます。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)
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