橋の下にある3本の線路は、向こうの山の3つのトンネルから真っ直ぐのびています。 「ごとんごとん」 かすかな音と一緒に、一番右側のトンネルの中に見えるのは小さな灯りがふたつ。 ページを開くと… 「ごー!」 電車が走ってきたよ。くまくんたちも大喜びです。 「ごとんごとん」 あ、今度は一番左のトンネルから…貨物列車だ。その次は? 他にもSLに新幹線まで!子どもたちの大好きな電車が次々に走ってきます。
ページをめくるとあっと驚いて笑顔に変わっちゃうこの楽しさ、この感覚。 何か覚えがあるかと思えば、鉄道版の「いないいないばあ!」絵本なんですね。 言葉にしてしまえば簡単ですが、ありそうでなかったアイデア。ちゃんと電車が走ってくる臨場感が味わえるのも面白くて。作者の新井洋行さんが絵本づくりを楽しんでいるのが伝わってきますよね。
あれ?今度は音の大きさが全然違うようだけど。 「ごごごごご……」「うわーー!!」 何が登場したのかは、もちろん読んでからのお楽しみ。 毎日鉄橋の上に電車を見に行っちゃうような、小さな小さな鉄道ファンの子どもたちに自信を持っておすすめします。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
鉄道版の、「いないいないばあ!」 ごとんごとん、ごとんごとん……。普通電車に貨物列車、SLに新幹線! 橋の下には、いろいろな電車が走ってくるよ。 さあ、次にやってくるのは何かな?
可愛いくまくん達と一緒に,たくさんの電車を楽しめる可愛い絵本です。
乗り物好き電車付きの小さなお子さん向けの絵本に思います。
色々な電車が描かれているのも楽しく魅力的ですね。
「いないいないばあ」の動作を好む年齢のお子さんにぴったりな絵本に思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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