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加藤純子、中山聖子、濱野京子、河合二胡、椰月美智子、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。

どれもふしぎなお話たちですが、1話め(もうひとりの自分・加藤純子さん作)はちょっとすっきりしませんでした。もうひとりの自分ともっとぶつかる展開を期待していたのかも?
表題の濱野京子さんの「窓辺の少年」。とある少年の絵を描き始めてから、どんどん変わっていく親友。この少年の絵が完成してしまったらいったいどうなってしまうのかな?
最後のお話(未来の手紙・椰月美智子さん作)のいじめられっこが自分宛てに未来の手紙を送るお話が良かったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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