あんなにほしかった小鳥。でも小鳥の元気のない様子に、小さな胸は痛む。日常のありふれたできごとが、作者の世界を通すと誰にも忘れ得ぬ心の体験となる。
おかあさんは忙しいし、ぬいぐるみのくまはしゃべってくれない。ことりがほしいなぁ。そんな女の子がことりとお友達になり、ふれ合う絵本です。
岩崎ちひろさんの絵はみずみずしくて動きがあって本当にすばらしいです。子供の絵が特に。「人間のポーズで描けないないポーズはないの」と自慢していたのも納得です。お日様みたいに暖かい表情の女の子が印象的です。 (沙織さん 20代・その他の方 )
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