だれだって、いちばんのものを持っている! 小学校中学年のこどもたちにぜひ読んでほしい、大好評ウィニーシリーズ最新刊
ウィニー、ゾーイ、ヴァネッサのなかよし3人組も、4年生になりました。単語つづり大会で代表に決まったゾーイ、高校で上演されるミュージカルに学校でただひとり選ばれたヴァネッサ。それぞれ得意な才能を発揮する2人にくらべて、ウィニーは「これ」といえるものがありません。小さいころからずっと絵を描くことは好きでしたが……。ウィニーにとってのいちばんって?
ウィニーシリーズ とのこと
全然わからずに
このタイトルに惹かれました
こどもって、こういう気持ちは
あるのでは?
1番わかりやすいのは
かけっこ・・・というか足が速いとか
スポーツ、芸術系、テストの点数とか
目に見えてわかるもの
わかりにくい「1番」もあるんだけどね
目の前のものしか見えない大人しか
周囲にいなかったら、大変です
こどもは結構プライドは高いし
小さい頃は、なんでも自分が1番!だったりしますが
年齢を重ねると
他との比較とか
客観視出来てきますよね
ちょうど、小学校中学年位って
その気持ちが強くなるような気がします
3人の仲良し
それぞれの個性があるようで
特技も!!
でも、主人公のウィニーは
公私ともに認められるような「1番」がない
友達は、けなしたりしないし
うまくとりなしてくれるけど
自分の中の複雑な気持ちを
明文化しています
等身大の自分を見ているような
自分や仲良しの友達だけでなく
困った小さなお友達の相手をすることによって
気付かされることの大きさ!!!
否定的だった自分に
自信を持たせてくれます
お父さんの素敵な関わりもいいんです
日常にあふれている些細なことを題材に
とてもうまくまとめられた作品です
夢中になって、いっきに読んでしまいました
絵本と文字を覚えるゲーム!!にも
びっくり
この学年の子が小さい子と絵本を通じて接点を持つ
ことが、素敵!!
実際にあったのかな?とも思いました
是非、親御さんも一緒に読んで
楽しんでほしい作品です (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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