「そうだ! ぼくたちも いいものを、はつめいしちゃおう!」
「このせかいにある いろんな はつめいについて、よんでるの。すごくおもしろいよ、みてごらん」と、ケープドリ。 ところが、最後のページは、まっしろ。 ケープドリとツングステンは、何かいいものを「発明」することにしました。 紙からはみだし、壁にもいっぱい書かれたケープドリの発明。スイッチ部分が、ついにツングステンの紙にまで。それをグイッとおすと‥‥ドッタングルグル ギーギーギー、ボンボンシュッシュ ピッピピピー。なんと、その発明が動きだしました! そして、ケープドリがその発明の中に巻きこまれてしまって、さあ大変。
ケープドリが、難しい発明の本を読んで、今まで誰も思いつかな
かったもの・簡単で、まだ どこにもなくて、でも すごーく 便利な
もの」を考案しようとしています。ケーブドリのは、なんだかゴチャ
ゴチャして難しいものだったけれど、ツングステンの考えたニワト
コの実をとるケープボウは、とても役にたったのでした。
ちょっと気になったのが「ニワトコの実をとる ケープボウ。
発明者 ケープドリ。と、ツングステン」と、自分の手柄にしたの
が、いいのかなあと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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