子どもが大好きなモチーフがたくさんつまった、おもちゃ箱のような「探しもの絵本」の登場です。オランダの画家マライケ・テン・カーテが描く絵は、カラフルでにぎやか! 眺めているとウキウキします。
おふろからあがったばかりの男の子が、着るものを探しています。 「ねえねえ、ぼくのしましまのパンツ。どこにあるか知らない?」 タンクトップにズボン、セーターにくつした……。見開きページにひとつ、男の子の探しているものが隠れています。さて、どこにあるかな?
ページをめくるごとに、子どもたちや動物たちが楽しそうに遊ぶ情景が展開します。おふろに入っているワニとねずみ、うさぎとともにお昼寝している女の子、洗濯物のうえで遊ぶ猫、そり遊びをする子どもたち……。ひとつひとつの情景から、また新しい物語が生まれてきそうです。
混沌とした見開きの絵の中から、男の子の探している持ち物をひとつだけ探すのは、けっこうむずかしいんです。絵が楽しすぎて目があちこちにいってしまいますし、「あった!」と思ったら模様がちがったり、まったく違うものだったり、意外すぎるところにまぎれこんでいたり。
親子で一緒にゆっくりと、探しものを楽しんでください。
(光森優子 編集者・ライター)
おふろあがりの男の子が、自分の着替えをさがします。パンツに、靴下、ズボンに、セーター…1見開きに1アイテム探します。全部で7つ、見つかるかな? 赤ちゃん絵本のつぎに手に取ってほしい、かわいい「さがしもの絵本」!
このお話は主人公の男の子が外に遊びに行くのに自分の着るものなどを探すお話だったのですが、これが意外に難しかったです!!探すものの一部しかうつってなかったりするものが多かったので、大人も頭を使わされて親子で楽しめました!! (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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