「まーる さんかく しかく まーる さんかく しかく♪」 このメロディーが、さっきからずっと頭の中でぐるぐる回ってしまっているのは・・・漫画家として、また多方面のジャンルで活躍されている久住昌之さんと、絵本「むしたちのシリーズ」でも大人気の久住卓也さんのご兄弟による夢のコラボ絵本『まる・さんかく・しかく』から飛び出した歌を聴いてしまったから!
絵本の内容はというと。 「まる さんかく しかく」の言葉の後に並ぶのは、「のりまき、おにぎり、さんどいっち」。 あ、ほんとだほんとだ。丸いのりまき、三角おにぎり、四角のさんどいっち。 美味しそうなみんなのお弁当も、よーく見ると「まる さんかく しかく」でいっぱいです。
今度は公園で「まる さんかく しかく」。丸い遊具はどんなものがあるのかな?三角は?四角は? 続いて演奏会、さらに動物園。海の中にも「まる さんかく しかく」があります、あります。
仲良し三人組の顔も「まる さんかく しかく」。その子たちのお母さんの顔もやっぱり「まる さんかく しかく」。自分の顔は丸かな?三角かな?四角かな?考え始めたらなんだかすごく面白い。
この絵本、読み終わったら「まる さんかく しかく」を身近にあるものから探し出すゲームをしてもいいし、みんなでくり返し声に出して読んでもいい。最後に紹介されている「まる・さんかく・しかく」の楽譜と歌詞を見ながら歌ってもいいし、YouTubeで公開されている歌を聴いても楽しい(この歌が頭から離れないっていうワケです。)文章全部覚えちゃうっていうのも面白そう。 たくさんの遊びが生まれてくる絵本っていいですね。自由に元気に読んでほしいです。
あ、最後にカバーをそっとはずしてみてください。可愛いです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
リズムに乗って元気よく!みんなで歌おう
「まる、さんかく、しかく」と読んだあとに「たべものなーら…のりまき、おにぎり、サンドイッチ!」と続くリズムの良さは、子どもでもすぐに覚えられ、ひとりでも、お友だちとでも、親子でも、声に出して楽しめる絵本です。 幼稚園や家庭、公園や町、動物園など、子どもたちになじみのある場所で、丸いもの、三角四角をさがしていきます。絵本を読み終えたあとは、きっと身近にある「丸三角四角探し」ゲームをしたくなります。親子で、幼稚園や保育園で、ぜひ遊んでみてください。 『孤独のグルメ』の原作でお馴染みの久住昌之さんと、「むしたちのシリーズ」で子どもたちに大人気の久住卓也さんのご兄弟が、文と絵を担当。 久住昌之さん作の歌の楽譜付です。
4歳の娘と一緒に読んでみました。
表紙を見たところで,かたちの絵本とわかりお勉強と思い嫌な表情をした我が家の娘(苦笑)。
しかし,いざ開いてみると,まる/さんかく/しかくの探し遊び要素満載の絵本に釘付けで楽しんでいました。
「ま〜る さんかく しか〜く♪」親の私も記憶の隅にあったこの歌がよみがえってきました! (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
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