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少年の頃から、まんが家としての才能を発揮した石ノ森章太郎は、上京してまんが家の道を歩みます。上京して住んだトキワ荘での仲間たちのとの交流、最大の理解者である姉の死、ひとりでまわった世界一周旅行など、様々な出来事を乗り越えて、まんが家として成長した章太郎は、『サイボーグ009』や『仮面ライダー』などの名作を世に送り出しました。
石ノ森章太郎さんといえば、私としては『HOTEL』が一番印象に残っていますが、この伝記を読んでいると、仮面ライダーやサイボーグ009だけでなく、ロボコンやチックンタックンなど可愛らしいものまで手掛けていると知り、画風の幅広さ、発想力の豊かさに改めて驚かされました。
トキワ荘のエピソードも良かったですし、仲間で情熱を持ち続けて作品を生み出していく様子も凄いなと思いました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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