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ねこじゃら商店は、ほしいものが何でも手に入る夢のお店。店主は、年とったネコの白菊丸です。お客のほとんどは人間ではないけれど、たまに、のらネコに案内されて人間もやってきます。どんなお客がどんな買い物をしたのか、こっそり教えてあげましょう……。不思議なねこじゃら商店を舞台に繰り広げられる、5つの物語。富安陽子の傑作ファンタジー、待望の文庫化!
いつも店の奥で居眠りしている白菊丸が、お客さんの要望に答えて品物の準備をしたり、商品の説明をしたりする様が、ちょっと謎めいていて惹かれました。
うちの近所でのらネコを見かけると、もしかして「ねこじゃら商店」へ案内してくれるのかしら?なんて考えてしまいます。
色とりどりのドングリあめも気になりました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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