「The Family of Fourteen Fix Breakfast 14ひきのあさごはん・英語」 みんなの声

１４ひきのシリーズが大好きです。場面設定や登場人物の性格付け、どれをとっても絶妙です。
いちめんに広がった絵は、まるで動いているものを見ているかのような錯覚さえ起こる描写。そこに添えられているシンプルな言葉が独特の雰囲気を醸し出します。それを英語にする・・どうだろう・・と思ったのですが、大好きなアーサー・ビナードさんの言葉力を信じました。
大丈夫。１４ひきの世界をこわすことなく、直訳でもない、ぴったりの英文がついていました。それは、子どもに寄り添って、絵を指さしながら語り合うような優しい文でした。
さすがです。

いわむらかずおさんの「１４ひきのシリーズ」。
自然を感じられ、家族の温かさを感じられる、愛らしいシリーズ絵本に思います。
こちらは、「１４ひきのあさごはん」の英語版です。
可愛い絵本を英語で読むのも楽しいですね！

たいへんだったお引越しを終えて、
きれいに調えられたお家での暮らしが丁寧に描かれていて
お部屋の様子など見るのが楽しいです。
朝起きたところから、家族揃ってのにぎやかな朝食までの
１４ひきの家族の様子が、会話や笑い声が聞こえてきそうな感じです。
ラズベリーが大好きな孫娘にプレゼントしようと思います。

英文ですが、短い文章なので子供と一緒に読んでいます。私はなにげなく読んでいたのですが、とてもいい翻訳のようですね。みんなの行動や表情が楽しくて、本のすみからすみまでじっくり見入ってしまいます。眠そうな顔をしている子、泣きべそをかいている子、お手伝いをしている子、けがをした子、ジュースをこぼした子などなどいろいろ見つけては、どんどんお話しをふくらませています。大きな静かな森に、みんなのにぎやかな声が響きわたっているようです。ただ、くんちゃんととっくんはわかるのですが、他のおにいちゃんやおねいちゃんの区別がちょっとつかなくて迷ってしまいます。こんな理想的なスローライフができたらいいなー、でも無理だよなーと思いながら見ています