「モナ・リザはチョコの色」 みんなの声

名画の色を食べ物としてとらえた、ユニークな解説本です。
「モナリザ」はチョコレート、「ひまわり」はオレンジ、等と想像していると楽しくなってきました。
それぞれの絵の配色を細かく分析しているところにも、色に対する興味がわいてきました。

名画の色の配分が一目でわかる！
だからなに？と言われたらそれまでだけど、
なんというか、新しい！
すごい！
絵を見て感じることを、色の配分で分析するって
新鮮です。
もちろん、こういう感じ方がいいか悪いかは別ですが、
こういう感じ方もあるっていうのは子どもたちにも
楽しめると思います。

名画レストランへ　チューブくんが選んだ絵　　　ゴッホの（ひまわり）
これをチューブくんが　吸い込むという発想が面白いのですが・・・
すると・・・・おひさまの味がするよ！

かの有名な　モナ・リザは　チョコレートケーキみたいだ　
名画をそんなふうに見たことがないので　ちょっと　ふしぎな気持ちがしました
名画は　それを見ているだけで　引き込まれるのですが・・・・

チューブくんは　色を分析しているのですね
ちょっと　マンガチックです
　
子供たちに　この絵本を紹介するのはちょっと考えてしまいます

名画は　感性で感じ取ってみてほしいな〜

しかも　本物をみたら　感動すると思います

あとがきの　藤原えりみさん（美術ジャーナリスト）の文章を読むと画家たちが研究し　　色彩を編み出したのがわかります。　
さすが　芸術家です

だからこそ、名画が、私たちに感動を与えてくれるのだと思いました