「およぎたいゆきだるま」 みんなの声

ゆきだるまくんの気持ちを考えていたら、孫のプール療育のことを思い出していました。プール療育の時間は、唯一孫が水の中では自由自在に手足を自由にのびのびと動かしていたので、ゆきだるまくんも自由に海水浴で遊べてよかったなあと思いながら読みました。絵も可愛くてキューンとした私でした。自由に心が踊っていられる幸せを感じました。

2歳の息子に図書館で借りてきました。

ゆきだるまを作った姉弟

その雪だるまが突然話しだして
海に行きたいという。

一緒に海水浴して
魚とも友達になります。
気持ち良さそうに泳ぐ３人？をみていて
夏が早く来て欲しいと思いました。

今年は息子も海デビューできるかな？

雪だるまに麦わら帽子を被せながら、海水浴の話をする姉弟。
すると「かいすいよくって　なあに？」と、雪だるまが喋り出しました。

楽しそうなふたりの会話を聞いて、我慢できなくなったんだろうなって（笑）
そして雪だるまは、「つれてって！」とダダをこねだします。
涙をポロポロこぼしながら！

この、雪だるまの素直なカンジ、すっごく可愛いです。
娘も「かわいい！かわいい！」とすっかり気に入り、これから夏にむかうっていうのに、毎日持ってきます。
あれ？海水浴のシーンもあるから、もしかすると夏向き？？

雪だるまと海水浴。
ちょっぴり不思議で、とっても可愛いお話でした♪

作者のくぼさんは、ご病気で車椅子の生活をされています。
ゆきだるまは、暖かい所や水の中には行けません。
そんなゆきだるまに、ご自分を重ねているのかなと思いました。
ゆきだるまの心だけが海に飛んでいって、子どもたちと楽しみます。
くぼさんの心も、いろんな所に飛んで行ってるのでしょう。
車椅子の生活をされているからこその作品だと思います。
生活に不便なことがあっても、心は自由なのです。
優しさの中に、強い意思も感じられる作品です。

私たちは雪が降らないところに住んでるので
ゆきだるまくんとは全く反対の気持ち！
雪にあいたい。見てみたい！

展開的にはゆきだるまと夏。大体の展開が読めるお話しでしたが
ゆきだるまがとってもかわいいし
その気持ちを充分にわかるので子どもたちも
「沖縄に雪が降ったら、俺たちがゆきだるま作って
夏になったら一緒に泳ぐよ〜」なんてかわいいことも言ってくれました。
無い物ねだりですが、その憧れがとても良いお話しだな〜
ってほのぼのとしながら読むことができました。

毎月一冊絵本を買ってあげてます。今月は二冊になりました。子供が違う絵本をほしがったからです。私はこの本がきにいり読みたかったから・・・その日に読んであげると子供もきにいってくれました。ゆきだるまが海で泳ぐの不思議ですが本当に動いたら・・・遊べたら・・・と思いました。このくぼ　りえさん障害をおもちのようですがそんなこと感じないお話だし絵もとてもかわいくてよかったです。もう一冊だしておられるようなのでその本も読んでみようかとおもってます。

りこちゃんとだいくんが作った雪だるまが、海で泳ぎたいと言い、３人で一緒に海で泳いでいるのが、とても可愛らしく思いました。海の中で雪だるまは、溶けないのかなと不思議にも思いました。
表紙の絵もとても可愛く、お薦めです。
作者の「くぼりえ」さんは障害をお持ちみたいですが、全く感じさせない絵がとても好きになりました。