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闇の夜に」 みんなの声

闇の夜に 作:ブルーノ・ムナーリ
訳:藤本 和子
出版社:河出書房新社
税込価格:\3,850
発行日:2017年07月30日
ISBN:9784309278216
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • 洞窟探検も

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子28歳

    ブルーノ・ムナーリさんお得意の仕掛け絵本。
    題名の通り、闇夜に月明かりが印象的。
    やはり、配色の妙でしょうね。
    次に、トレーシングペーパー?の透過の世界。
    生き物たちの気配を感じるのに、いい塩梅。
    さらに、洞窟探検。
    穴あきの仕掛けが、絶妙な空間を演出し、ミステリアスで、
    時空を超えて響きます。
    色合いが明るいものの、岩の存在感。
    そこに差し込まれるトレーシングペーパー?が水の存在を軽やかに。
    そこを通り抜けるからこそ、夜の光景が映えます。
    ブルーノ・ムナーリさんの闇の世界は豊潤です。

    投稿日:2024/01/05

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  • おしゃれなしかけ絵本

    ブルーノ・ムナーリの、おしゃれなおしゃれなしかけ絵本です。
    前半は、暗闇の中に青一色で描かれた世界。
    穴あき部分から見える光が、小さいのに存在感を放っています。
    そして途中からは、草原の世界へと変わっていきます。
    半透明で透ける紙を使用していて、草と草が重なり合うように見えてきます。
    大事に大事に、そっとページをめくりながら、何度も楽しみたいです。

    投稿日:2019/02/21

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  • アリたちの好奇心、半端なかったです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    本から何かが飛び出してきたりとか、音が鳴るとか大胆な仕掛けではありませんが、仕掛け絵本です。

    物語的な意味でのストーリーはありません。
    こう、次々視界に入ってくる情景をカメラが収めている。みたいな流れで作られています。
    前半はネコ。後半はアリたちの動きを追って…。
    時は夜から朝へそして夜へと移動します。
    テキスト(文)は少なめですが、ページ数が結構あります。

    美術家・グラフィックデザイナーでもあったムナーリならではの世界観がすごいです。

    わたしは読んでいて、ネコからアリへと視点が変わっていくシーンが一番印象的でした。
    パラフィン紙ですかね。ここで一部使われている特殊な紙。
    こういう透明で裏側が透けて見えるからこその技巧がすごいです。
    そして、アリたちの好奇心(エサに対して?)半端なかったです。
    【事務局注:このレビューは、 2005年刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2017/06/23

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  • 洞窟に入って本に吸い込まれる

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    たまにはアートにも触れたいと思い、5歳の長男と一緒に見ました。

    紙に穴があいたしかけは今時のしかけ絵本に比べると地味ですが、紙質によって表現しているところはとても新鮮です。夜の表現も素敵ですが、洞窟に入るあたりからこの本にすぅ〜と吸い込まれてしまいます。自然にもっと先に進みたくなる感覚が沸き起こってくる感じです。

    しかし、息子は絵よりも言葉の人のようで、「お話がないからつまらない」だそうです。好み・・・の問題ですかね。
    【事務局注:このレビューは、 2005年刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2013/06/14

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  • かわっている!

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    真っ黒な表紙がちょっとミステリアスで、
    闇の世界へ一直線に連れて行かれます。
    真っ暗な世界の中、
    輝いている光(ともしび)に導かれ、進んで行くと朝の世界。
    そしてまた謎めいた洞窟へ。
    娘はとにかく「かわってる!」「おもしろい」と
    小さな穴をさわったり、紙の質感の違いや、すかし絵、
    洞窟の大きさなどをしっかりを楽しんだようです。
    芸術的な作品です。
    【事務局注:このレビューは、 2005年刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2008/06/03

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  • 紙からこだわっています

    真っ黒な紙に、微妙な青の一色で描かれた絵はおしゃれだなと思いました。
    洞窟の穴の開き方もいろいろで楽しいです。洞窟の中の複雑さがよくあわられているなと感心します。

    50年前も前にこんな楽しい本があったんだなと思いました。価格は高めですが、紙からこだわってつくられているので、見ごたえがあります。派手なしかけがないせいか、子供はあまり興味がないようでした。
    【事務局注:このレビューは、 2005年刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2008/04/23

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  • ムナーリのアートな世界!

    • スニフさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    これ絵本?と思うくらいおしゃれで
    表紙を見ただけでオーラ?というかアートを感じる一冊。

    ページをめくるたびにドキドキして、シンプルで完成されたムナーリの世界のとりこになる。

    素敵すぎて本当に傷がつかないように大切に持っていたいアート作品のような絵本。

    文字がないことで、絵から音を感じたり、逆に小さいお子様の創造力を育むのではないかと思う。

    ムナーリを知良いきっかけになる絵本。
    【事務局注:このレビューは、 2005年刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2008/02/04

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