ドキドキして、優しい気持ちになる絵本でした。
馬場のぼるさんは11ぴきのねこシリーズしか読んだことがありませんでしたが、こちらはそれらよりも少し長めのお話でした。
読んでみると戦争が始まる!とハラハラドキドキさせられますが、飄々としたやさしい山男がなんともハッピーな方法で争いをおさめます。
子どもたちに平和の尊さとか
寒さや飢えが争いの種だとか
共存共栄を伝えたい…
と思うのは私だけだったようで、
子どもたちは
「大根に化けたきつねがおもしろい」
「こらー!大根踏むな!で笑った」
など、純粋に楽しんでいました。
大人は癒され、子どもは楽しめる絵本でした。
図書館で借りましたが、
ずっと手元に置いておきたい一冊でした。