「いっぺん やって みたかってん」 みんなの声

ムリあるやろ〜！って大笑い。
ブランコ、滑り台、砂場が楽しそうに公園で遊びまくる絵が、なんともはちゃめちゃ。
でも、おにごっこも木のぼりも、どれもちゃんとその遊具の動きっぽくておもしろい。
この絵本作家さんのファンになりました。

雨の日の公園で、誰も遊んでいない中、遊具が遊びだす…絶対ありえないお話なんですが、シュールな情景が繰り出すお話はとてもおもしろかったです。
他の方のレビューを見ていると、関西弁が読みづらかったという感想もありましたが、私はバリバリの関西人なので、関西弁のノリが気持ちよく、お話のおもしろさが伝わってきました。

雨の日だから、誰も来ないのでいろんないっぺんやってみたかったことをして遊びます。
砂場や滑り台がブランコに乗ったり、かくれんぼをしたり楽しそうに遊んでいます。
大型遊具なので遊びもダイナミックです。

雨の日の後に公園へ行く時に、ここのブランコもかくれんぼしてたのかもねと話しています。

何気ない？公園の様子の表紙ですが、読んでいくと驚かされることばかり！子供たちは寝る前のひと時に大爆笑していました。砂場やブランコ、滑り台が関西弁で喋るだけでも面白いのに、動いて遊ぶ？そして、ノリが関西風なのでポケもちゃんと挟んできてるのが面白かったです。

MOE絵本屋さん大賞の新人賞に入賞されていた作品だったので、読みたいと思いました。
誰もいない雨の日の公園。
砂場の砂と滑り台、ブランコが「いっぺんやってみたかってん」と、思う存分楽しんじゃうお話です。
豪快で楽しかったけれど、なんかどこかで見た感じ？
岡田よしたかさん、鈴木のりたけさんの作品に似ている感じなのかな？

だれもいない公園。
ブランコたちが遊びだす！？
見てないところでこんなふうに遊具も遊んでいるのかもって考えるのも楽しいですね。
「いっぺん　やって　みたかってん」に、うん　そうだね　と納得してしまいました（笑）。
こどもも楽しく聞いてくれました。

公園のすべりだいとブランコと砂場の砂が勝手に遊び始めたらどんなことになるのでしょう。
そもそも、そのようなことを考えつく作者の発想力に振り回されてしまいました。
それを絵にしたちからわざにはあっけにとられてしまいました。
このむちゃくちゃさは、とても刺激的で面白いと思います。