「ねぎぼうずのあさたろう」と同じ作者の絵本です。
時代背景は江戸時代。
しんた、ちょうたは駕籠かきの仕事を始めたところです。
江戸っ子かたぎの親方から駕籠かきの心得を教わる途中で早合点して飛び出していったおっちょこちょいの2人。
そんな2人の最初のお客さんは、なんと・・・?
全編セリフ仕立てになっていて、文章も手書き(風?)の味のある字で書かれています。
江戸情緒溢れる言葉がとても楽しいです。
「あたぼうよ!こちとら江戸っ子、かんだのうまれよ」
なんて言葉、なかなか聞きませんものね(笑)。
しんたとちょうたの2人は、仕事にとても真摯に向き合っているところがいいですね。
どんなハプニングが起こっても、一旦は驚くけど、まぁ仕方ないか〜って受け入れちゃうんですものね。
江戸時代の雰囲気もたっぷり楽しめる、面白い絵本です。