はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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町の劇場が閉館する。。。これは絵本の世界だけでなく現実でも同じですね。 昔ながらの劇場や映画館はどんどん閉館に追い込まれています。 支配人さんの気持ちが痛いほど伝わってきます。 でも,最後にとっても素敵な舞台をみんなにやることに! 何事もはじまりがあれば終わりがあるのが世の中の常。 だからこそ,思い出を作ることって大切だなと思わせてくれるお話でした。
投稿日:2018/02/07
町の劇場が悲しいことに閉店してしまうというところから お話が始まっています。 今の時代、映画ひとつとっても、3D、4D等もあって 昔ながらの劇場などはどんどん閉めていくしか ないという現状をこのお話でも感じました。 支配人は寂しそうにしていましたが、 町中のみんなで最後に舞台をやることで 悲しみは消えてステキな笑顔で終わることが できたというお話の流れが、とても気に入っています。 一番最後のページは写真の絵なんですが、 みんなの顔がとてもキラキラしていました。 支配人だけではなく、みんなにとってステキな 思い出になってよかったと思います。
投稿日:2015/10/15
最近このシリーズにはまっている私と息子です。 図書館に行くたびに借りてきています。 今回は町にあった劇場が閉鎖されることに。 今の時代みずみたちも劇場に足を運ばなくなってしまったんですね。 でも最後の最後にみんなの協力を得て、 劇をすることに。 たくさんのお客さんも来て、大成功となり、 劇場は終わりを迎えます。 さみしい気持ちにもありつつ、前をむくデイジーさんに 勇気づけられました。
投稿日:2015/01/22
老朽化と時代の流れで、ひっそりと幕をおろそうとしていた古い劇場。 支配人のティモシーさんの『華やかなお別れをしてあげたかった』という想いをみんなで実現しようということになります。 最後の舞台。 みんなが一丸となってつくりあげる様子、主役を務めるサラの挫折と乗り越える姿。ティモシーさんの皆への感謝の想い。劇場への愛と、感謝の気持ち・・・。 素晴らしい幕引きでした。 このシリーズは、本当に完成度が高いなって思います。 ストーリーも絵も、すごく丁寧につくりあげられています。 女の子が大好きな雰囲気で、温かい心を育んでくれるシリーズです。
投稿日:2012/09/24
絵がかわいく5歳の娘も私も大好きなシリーズです。お話もかわいいけれど、娘はなにより絵がお気に入りみたいです。 表紙のドレス姿のサラを見て、ブリブリのかわいらしいものが大好きな娘は喜ぶだろうなと、シリーズいちお気に入りになるだろうと想像して絵本を開いてみました。実際に読んでみると、期待していたのとすこしちがってそんなにブリブ感もなかったです。ラストシーンは5歳の娘にはまだ少し難しいかなという印象でした。大人の目から見ると感動的なシーンなのですが。 娘本人はシリーズのほかの絵本と同様に楽しんで読んでいました。
投稿日:2012/01/29
ティモシーとサラの家族が劇場の前を通りかかると、 年内で取り壊しの張り紙が。 劇場支配人のデイジーさんと劇場の思い出を話しているうちに、 お気に入りの「ひなぎく姫」劇を再演することになったのです。 主演に抜擢されたサラは大変ですが、頑張るのですね。 周りの人たちも皆何かしら助けてくれ、ワクワクするような日々が過ぎていきます。 みんなが一つになって作り上げる楽しさが伝わってきます。 おばあさんが昔劇場の衣装係だったというエピソードは、 このシリーズのどこかにも描かれていて、 そのあたりの連動性に嬉しくなりました。 細やかに描かれた絵がとても素敵です。 舞台の楽しさや、舞台裏も体感できそうです。 デイジーさんの晴れやかな笑顔のラストも心ほっこりです。 そういえば、ひなぎくって、デイジーともいいますね。 そのあたりの関連性もキュートです。
投稿日:2011/11/01
お友達が、「きっと好きよ」と教えてくれたこのシリーズ。 かわいらしい野ねずみ(?)の家族、子供達はティモシーとサラ。 一家が街を歩いているとある劇場の前でデイジーさんに出会います。 古くなった劇場が取り壊されるというのです・・・ きれいな色使いと 冬の描き方が美しくって ああ、真冬にもう一度読んでみたいな。 そしてやさしく、強い家族 この家族のお話をシリーズのはじめから順に読みたいな。 きっとそうしたら今回読んだおはなしももっともっと素敵なんだろうな。
投稿日:2008/07/17
読んだ後で心が暖かくなるような、素敵なお話しでした。 デイジーさんは劇場で働いています。でも、今年いっぱいで劇場が壊されることになってしまいました。ティモシー一家にとっても想い出がいっぱい詰まった劇場。ましてや小さい頃からここでたくさんのお芝居を見てきたデイジーさんは寂しい気持ちでいっぱいでした。 これまでの写真を見ながら昔の思い出を語り合うデイジーさんとティモシー一家。その中の一枚、「ひなぎく姫」のお芝居は、とりわけデイジーさんにとって思い出深いものでした。 「最後の記念に、ひなぎく姫のお芝居をみんなでやってみましょう」とサラのおじいちゃんが言ったことをきっかけに、みんなは心を一つにして、ひなぎく姫の舞台を成功するためにがんばります。おばあちゃんは衣装係。郵便屋さんは音楽担当。大道具はおじいちゃんと町の大工さんやペンキ屋さん。友達や知り合い、昔一緒に働いていた仲間たちも集まってくれました。そしてサラはひなぎく姫。なかなかセリフがうまく覚えられず、落ち込んだりもするけれど、その度にデイジーさんが励ましてくれます。 みんなで力を合わせた舞台は大成功。最後のページ、写真の中のデイジーさんはとても晴れやかな笑顔です。元気を取り戻したデイジーさんはこれから新しい夢を探していくのでしょうね。 誰かのために力を貸すことの大切さ、思いやりの尊さを教えてくれる絵本でした。お芝居の衣装・小道具などもとてもかわいらしく描かれています。劇場の暖かい雰囲気もとても素敵です。幼稚園ぐらい〜おすすめします!
投稿日:2006/11/29
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