私が小学生のころ、一人で読んで気に入った絵本だったので
借りてきましたが、今読むと「そんなこと有り得ないでしょ!」
と思わず突っ込みを入れたくなる展開で、
あぁ自分も大人になったんだと今更ながらに実感させられました。
お金持ちのおばあさんがお財布をくれたり
車を買ってくれたりと大人が聞けば確かに有り得ないですが
息子は何の疑問も持たず一生懸命聞いていました。
子供にとっては夢があふれている絵本です。
親が死んでしまっても、しっかり教育を受け王様になるんですから。
そうやって見ると、この有り得ないお金持ちのおばあさんも
現代では奨学金やあしなが育英会のような存在なのかもしれません。
息子もババールのように困難にもめげず生き抜いてもらいたいものです。