「ねこなんて いなきゃ よかった」 みんなの声

猫の死は家族の死以上に悲しい思いをすることがあります。私も実は今愛猫の死で毎日寂しく辛い思いをしていますが、こういった絵本はそういった辛さを少しでも紛らわせてくれる気がします。愛猫を亡くされた方や、お子さんがいる方にはこの絵本をお子さんに読んであげて欲しいな、と思いました。ねこなんていなきゃよかった。それは全然本心じゃなくて、猫がいてくれてよかった。こっちが本心だと思います。元気でいるときには気づかないことも、亡くなってはじめて気づくことも。亡くなった猫ちゃんに感謝し、もっともっとペットを大切にしたくなる１冊です。

ささめやゆきさんのイラストが好きなので、こちらの絵本を読んでみたいと思いました。
飼い猫のモモちゃんと家族の、別れのお話です。
ショックなことがあると、ついつい「○○なんてなければよかった」「○○なんてしなきゃよかった」と思ってしまう私です。でも、感情は殺すばかりでなく、「悲しい」「悔しい」と素直に声に出すことも必要なんですね。
家族が笑顔になって、「いてくれてよかった。ももちゃんと会えてよかった」と思えるようになってよかったです。

猫を飼っていた主人公のお話です。
子供が猫を飼いたいと言われるが、この絵本を読んでしまうとますます猫を飼うことに躊躇してしまいます。
絵本って楽しいだけじゃなくて、こういった悲しさも伝えてくれるよさがある。
猫って飼うのが大変だったな、と言いながら楽しい思い出を語る絵本です。
いい絵本です。

猫の死を通して、受け入れる気持ちや悲しむとこについて考えさせられる１冊です。
強がりを言う主人公がまた健気というか、分かる気がします。
でも、無理しないで泣くことも大切なんですよね。
お母さんの言葉もいいな〜と思いました。