「なかよし」 みんなの声

ジョンは主人公のぼくのともだち。
ジョンのことはお互い、ほとんどのことを知っている。
お互いの好きなこと、怖いこと、家族のこと、好きな子のこと…

信頼できるともだちがいるって本当に幸せだ。
二人の関係に憧れます。

幼い時期にこういう何でも時間を共有できる友だちがいる。ってことはとっても素敵だな〜と、思いました。
この作品は“好きな子がいる”ってところでまとめられてるけれど、人は恋愛関係があはいると、関係が崩れてしまうことがままあるので、この二人にはそんなことがないように祈りたいな〜と、思いつつ本を閉じました。
（深読みし過ぎ？でも、アメリカのドラマなんかではそういうことがままありますよね〜？）

主人公たちの年に近い、小学校低学年くらいのお子さんたちに特にお薦めしたいです。

ともだち絵本のシリーズはもう一冊「けんか」も読みましたが、こっちが断然いいです。
男の子同士の親友ってこんな感じなのでしょうか。お互いの得意も苦手も好きなことも嫌いなことも、家族のことも好きな子のことも、なんでも分かり合っていて、絶対的な一番っていう存在がうらやましくなりました。
かかりつけのお医者さんの待合でたまたま読んだのですが、もう少し子ども達が大きくなったら是非読んであげたいと思いました。

シャーロット・ゾロトウ作の『なかなおり』っていう
絵本を読んだことがある子どもは
「この絵と同じの読んだことある」って
言ってましたが、惜しいっ！
文は一緒ですが絵は違う人が書いていますね＾＾；

男の子二人の友情ってこんなカンジかもね、
分かる分かるって思いました。
国は違えども大部分が共通するものがあります。
仲良くなる２人は底を流れるものは似ていたりするけれど
性格は反対だったり、得意分野が分かれていたりして
バランスが取れているものです。
じをかくのがにがてなジョンと
けいさんがにがてなぼくが
ふたりで力を合わせればなんとかなるところなんか
とても微笑ましいです。
秘密を共有したり、気持ちを分かり合ったり…
こんななかよしの親友、いつか我が子にもできるんだろうな、
できるようにこのまま素直でまっすぐで優しい気持ちを持ったままに
成長して欲しいと願うのでした。

仲良しの男の子の友情が描かれているとても素敵な絵本です。友達のジョンのことをまるで自分のことのように熟知しています。好い事も悪い事もよく把握しています。一番の理解者で、共に生きて行けるのが羨ましい限りです。好きな子がいるのも一緒なのがいいが、もし悩んだりすることがあっても相談できるし、親友がいることはなにより生き甲斐になることです。男の子の気持ちがよくわかる絵本です。

ゾロトウ氏の作品だったので選びました。彼の作品は本当に静かの中に本物の温かさがある作品だと思いました。友達っていいもんだと本当に思いました。ドアをしめられても平気！というところで私は思わず笑ってしまいました。娘にもこのような関係の友達が出来たらいいなと思いました。お互いの苦手なところを補い合い尚且つ成長していく姿はとても微笑ましかったです。家族の物でも知らない秘密を友達い打ち明けている主人公は本当に信頼しているのだと思いました。友達は本当に素晴らしいことを温かさをもって教えてくれる絵本だと思いました。素晴らしい！

息子にも、こんな関係の友達が出来ればいいのになぁ。
って思います。
子供も親も仲良く、苦手な物はお互いがカバーし、秘密をうちあけられる。
本当にいい友達です。
こんなにいい友達は、なかなか出来ないけれど、みつかるといいね。
そんな気分にさせてくれました。
こころ暖まる、「ともだちっていいな」と思わせてくれる、素敵な本です。

女の私ですが、女の子の複雑な好きを描いた『けんか』より、こちらの方が共感を持ちました。
対する娘は『けんか』の方がわかるようでした。

とっても好きな友達限定だけども、尊敬し高めあえるより良い関係を望んでしまうちょっと迷惑な私。
お前の事をいちばん知っているのはオレだぜ、なんて事も言ってみたいですね。
秘密の共有のくすぐったさなんて、すごくすごくわかっちゃう。
秘密基地に毎日お菓子を持ち込んで、ただそこに居ただけで楽しかった子供時代を思い出しました。
でもきっとこれは、男女関係ないですよね。

好きな食べ物、嫌いな食べ物。
得意なこと、苦手なこと。
友だちのことを何でも知ってるのは自分。
欠点も判っているけれど互いが補い合えば
なんてことない・・・だなんて言ってのけるジョンとぼくの友人関係がとっても大人〜〜な感じですね。
【喜びは2倍に　悲しみは半分に】
というような言葉をよく言われますが
そんな風に心から分かち合えるお友だちが
早く娘にも出来るといいなと思いながら読みました。

幼稚園に入園した次女のために図書館で借りてきました。

お友達ってこういうんだよ、って感じで読もうと思ったのですが
とても、とても。
こんなお友達ができたのならば、素晴らしいことで・・・
ありきたりにつかう　ともだち　とはまった区別の本当の友達が描かれています。

いつも私は、子供達に置き換えて長女や次女の名前を入れて絵本を読んだりもするのですが
これは、それができなかった。

純粋でナイーブな男の子だからこその関係というか･･･
お互いのことを思いやっているすばらしい関係。
「ともだちっていいもんだ。」としめられています
シンプルなお話ですがジーンときます。

ぜひ、なかよしさんができた男の子に読んであげてください。