「きっと あえる わたりどりのともだち」 みんなの声

マガンのトットとコハクチョウのクークーのお話です。
二羽は各々遠い国から日本にやってきた渡り鳥で、ひと冬を共に過ごします。
このひと冬という期間限定なところが、何とも切ないのですけどね。
やがて春と共にお別れに。
人間の人生も、出会いと別れの繰り返しでもあるので、共感を覚えます。

綺麗な薄ピンクと、かわいい鳥の絵が気になり読みました。
わたりどりの友情を描いた物語です。
マガンというわたりどりの子供トットと、コハクチョウのクークーが、
どちらもきたの国から日本にやって来た時に出会い、互いに助け合いながら仲良く過ごします。
最後の別れは名残惜しそうでしたが、またあえるでしょうね。
とても優しい気持ちになれるお話でした。

書店の新刊コーナーで見つけました。
マガンとコハクチョウ。
わたり鳥同士が友達になり、助け合って、旅をするお話です。
わたり鳥同士というのが、意外となかなかないなと思いました。
仲良くなって、でもまた別れて…また来年会えることを感じさせる余韻が良かったです。
優しい気持ちになれる絵本でした。