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太陽と月とカラス」 みんなの声

太陽と月とカラス 絵:タチヤーナ・マーヴリナ
訳:斎藤君子
出版社:ネット武蔵野
税込価格:\1,430
発行日:2003年
ISBN:9784944237708
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,706
みんなの声 総数 5
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  • 絵がきれい!

    これは、ロシアの昔話なんですね。 はじめて読むお話で、展開にびっくりしましたが、からっとしていて、おもしろいお話です。
    特におじいさんがとんでもないんですが、憎めません(笑) 
    とはいえ、なんといっても、マーヴリナの絵が見どころです!色使いもきれいで、本当に素敵でした。

    投稿日:2016/04/28

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  • あ〜、これは笑い話だったんだ〜

    タチヤーナ・マーヴリナさんの魅力的な絵に惚れ込んで、作品を捜し読んでいます。

    こちらは、ロシアのむかしむかし″というサブタイトルがついています。

    ある晩、納屋へ麦を取りに来たおじいさんが、麦を袋に詰めて肩に担いで帰る途中、穴の開いた袋から麦がぽろぽろこぼれ落ち、袋が空っぽに。
    そこでおじいさんは引き返し、麦を拾うのですが、その作業の大変さからつぶやいた言葉に、登場する太陽・月・カラス。
    ロシアのむかし話も「3」という数字が好きなんだそうです。

    彼らは、見事に仕事を成し遂げ、お約束のおじいさんの三人娘をそれぞれお嫁に連れ帰ります。
    太陽・月・カラス、三者見事に擬人化された美しい嫁入りの様子です。
    ここでめでたしめでたしかと思いきや、淋しくなったおじいさんは嫁いだ娘たちの家を訪ねます。
    婿殿はそれぞれ歓待してくれ、娘たちも幸せに暮らしています。

    どこにお話の山があるのかしら?と読み進み解りました。

    見事な婿殿たちの歓待をまねて、家に帰りおばあさんにしてあげるおじいさんでしたが、結果は、・・・・・・。

    あ〜、これは笑い話だったんだ〜、と気づきました。
    現代風なおちはありませんが、お話のリズムののんびりした様子に、遠い昔ロシアの子どもたちが、おなかを抱え笑い喜んでいたんだろうな〜と思いました。

    とにかく絵が素敵です。
    じっくりゆっくり絵を堪能しながら読んであげてください。

    投稿日:2016/02/18

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  • ロシアの昔話
    太陽と月とカラス どんな展開のお話かなと思って読みました。

    太陽が体を温めてくれて こぼした麦を カラスのカンタが拾ってくれたら、三人の娘をやると約束します。 三にんの娘も、何言わずにお嫁に行くんです・・・・・「えっ!」こんな娘もいるのが お話の世界かな?

    日本の昔話と違うな〜 日本なら 一番下の娘が お嫁に行くという 展開ですかね。

    絵は、ロシアらしいですね。

    おじいさんは、まねっこばかりしますが・・・・どうもうまくいきませんね、わがままなおじいさんてとこかな、でも憎めないんですね。

    おばあさんも とんまなおじいさんを 怒りもせずに付き合っているのがおもしろくもあり、 夫婦は、こんなものかなと思える、絵本でした。

    さすがに 最後は おばあさんも ぷりぷり怒って一人でねましたとさ
    おじいさんは 謝ったことでしょう 目に見えるような・・・・・

    投稿日:2009/11/03

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  • 奥くが深いのでしょうけど

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    世界の昔話を読むのって、かなり異文化体験だと思います。
    その国の伝統だとか、習慣だとか、知っていればしっくりくるときもあるでしょうけど、今回はロシアの昔話ということで、予備知識まったくゼロで読み聞かせました。
    想像力を思いっきり働かせて読みました。この場面では、登場人物のおじいさんはどんな気持ちなのだろう?と、かなり疑問に思うことがしばしば。でも、こんなこともありなんだな。って受け入れるほうが、楽しく読めそうです。
    この本に出てくるおじいさんとおばあさんの関係が、なんともほほえましいです。おばあさんが結構しっかりしているなあと。こんな夫婦関係は、どの国でも見られるんでしょうね。

    投稿日:2009/03/25

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  • こんな夫婦でいたい!

    • さやかさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子10歳、女の子8歳

    題名だけ見ると、「太陽と月とカラス」それぞれのお話が

    メインの絵本かなと思ったのですが、

    主人公はおじいさんだったように思います。

    おじいさんのおばあさんに対するやさしさ、

    そしてその気持ちに答えるおばあさんのやさしさが

    伝わる絵本でした。

    私もこんな夫婦でいたいなと思いました。

    太陽と月が擬人化されて描かれているのも新鮮でした。

    投稿日:2008/12/04

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