大人こそ読みたい絵本で、「見守る子育て」ってこう言うことか〜!と心に沁みます。。。
自分の子どもとは言え、ひとりの人間なのでその育ちを見守っていきたいなと思っていますが、つい口を出してしまったり、手を焼いたりしてしまうこともあり、反省します・・・。
そして、ふと母親として子どものためになることができているのだろうかともどかしさを感じてしまうことも時々。そんな見守ることの難しさと尊さを植物を育てていくことを通して優しく教えてくれます!
また、この絵本は最後のページまで実を結びません。なんの種だったのか、これから何者になるのかと言うような余韻を漂わせているように捉えた私は、まるでまだ大人になっていない目の前の子どものようで愛おしく思いました。
優しい気持ちになりたいとき、母親でいることにモヤモヤを感じたとき、子どもの成長を感じたとき、ぜひおすすめしたい一冊です!!