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ふきまんぶく」 みんなの声

ふきまんぶく 作・絵:田島 征三
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1973年04月
ISBN:9784033310107
評価スコア 3.96
評価ランキング 45,134
みんなの声 総数 22
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  • ダイナミック

    ふきまんぶくってなにかな?と

    思いながら表紙をめくると

    東京都西多摩郡日の出村では

    蕗のとうをふきまんぶくと呼ぶと

    説明がありした。

    まんぶくとはまんじゅうのことで、

    蕗のとうはふっくらと丸くて

    まんじゅうみたいだからだそうです。

    そのふきまんぶくがテーマのお話です。

    眠れない夜ふきちゃんという女の子は

    縁側に出て向かいの山を見ていました。

    一箇所だけきらきら光っていて

    星がたくさん落ちたと思い行ってみたのです。

    そのでふきと会話をしたのです。

    ここから不思議な雰囲気になり

    なんだかちょっと妙なお話になっていきます。

    ふきちゃんと蕗のとうとの会話は

    ちゃんと成り立っていたようで

    季節が変わり時間が経ったあと、

    またふきちゃんは会いに行ったのです。

    絵がとにかくダイナミックで

    ちょっと衝撃的ですが、

    お話自体は子供は好きなんじゃないでしょうか。

    投稿日:2023/03/10

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  • ダイナミックな絵

    ふきまんぶくとは、西多摩地方の言葉でふきのとうのこと。
    主人公のふきちゃんが、山に一か所光るところを見つけ、星だと思って拾いに行くのですが、それはふきの葉に光る夜露でした。
    誰もいない夜の山でふきたちと遊ぶふきちゃん。
    やがて春が来て…
    毎年、ふきのとうが芽吹く頃になると、この絵本のことを思い出します。
    田島征三さんの絵が、おおらかでダイナミックで、引き込まれます。

    投稿日:2021/02/16

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  • 強烈な印象

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    お勧めされていたので読んだのですが
    なんとも不思議なお話でした。

    ふきちゃんが何かに惹かれ、
    夜いなくなるっというのは
    神隠しみたいで、
    もし子どもがいなくなってたら
    と親の側から考えてしまい
    怖かったです。

    また、ふきのとうのなかに
    たくさんのふきちゃんの顔があるのも
    なんとも不気味で、
    ふきのとうにかわいいイメージを持っていただけに
    この絵本は強烈な印象を残してくれました。

    投稿日:2020/08/22

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  • 娘とかぶる!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    「ふきまんぶく」って何かと思ったら、
    なんとふきのとうのこと。

    ふきのとう ってよく聞きますが、
    実はあんまり馴染みがなく、
    こんな感じで育っていくんだー
    と、ふんわりと実感できた絵本でした。

    それにしてもこの主人公の女の子のふきちゃん。
    顔がまんまるくて、我が家の娘とよくかぶります。

    朝、娘を起こすときの、
    寒い寒いと布団の中に入って、顔だけなんとか出して
    うーんって言ってるときの顔、
    まさに表紙の絵、
    まさにふきちゃん、ふきのとう!

    この絵本を読んで以来、私は娘に
    「ふきまんぶくちゃん」って呼びかけるようになりました。

    投稿日:2018/01/26

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  • イラストがシュールです

    1年生の息子に読み聞かせ。

    1年を通してふきの様子が描かれています。
    主人公のふきちゃんが山でふきとお話したり
    ふきのそばで眠ってしまい大人が探し回るとか・・・
    一昔前なら有り得そうです。

    個人的には、ふきのなかから女の子の顔が出てくるのが
    正直怖かったです。大人が見るからでしょうか。
    子どもにはあんなふうに見えているのかもしれませんね。
    それにしてもイラストがシュールすぎて
    お話以上に記憶に残ってしまいました。

    投稿日:2014/10/13

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  • ふきのとう

    タイトルになっている「ふきまんぶく」とは、ふきのとうのことだったのですね。
    初めて聞きました。
    「まんぶく」=「まんじゅう」という意味だそうで、ピッタリな言葉だと思いました。
    最後の絵、ふきちゃんの顔がびっしりと密集しているふきのとうは、正直に言って怖かったのですが・・・
    田舎風景がのどかでした。

    投稿日:2013/09/20

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  • 残念ながら、ちょっと強烈です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    田島さんの表紙絵を見た途端、作品の中身が気になって図書館で借りてきました。
    表紙絵もインパクトありましたが、この作品のラストシーンもなかなか印象的な終わり方で表紙に負けてない感じでした(*^_^*)。
    おはなしは可愛らしく、春の訪れを感じさせてくれる素敵な物語でした。

    残念ながらうちの子に見せたら、「……すごいね」と、驚いていました。
    正直、良くも悪くもすごくインパクトのある絵だと思います。
    個人的には“ふきのとう”は可愛らしくて好きな花なのですが、この作品を見た後で、本物のふきのとうを見たら、「ふきちゃん」の顔がわさわさ生えてるシーンを思い出して、ちょっと気持ち悪くなるかもです。

    作者のこの作品への想いは伝わってきますし、内容は心にしみてくるいいお話なのが、
    ここまで強烈に描いてしまうと、お薦めするお子さんたちの幅を狭めてしまっているかな〜と、いう気がしました。

    投稿日:2012/11/26

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  • ふきのとう

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    田島さんがお住まいの村では、ふきのとうのことを、ふきまんぶく、と言うそうです。
    ふきちゃんは山のひとところに光っているものを見つけます。
    早速確かめに山に登ったふきちゃんが見たのは、夜露が光るふきの葉っぱだったのです。
    でも、ふきちゃんはそこで、ふきを体感するのです。
    重厚な絵に迫力があります。
    ふきの葉が幻想的です。
    ふきのとうは、私もよく知らないので、ある意味勉強になりました。

    投稿日:2011/03/10

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  • 蕗の薹

    蕗の薹のてんぷらが食べたくなりました。

    ほろ苦い味が口の中で残るのがなんとも美味しいのです。

    春の訪れが感じられ毎年頂くのを楽しみにしています。

    饅頭に似ているから、「まんぶく」なんだとの作者の説明に納得できま

    した。説明がなかったら、絵で納得できたかどうか疑問なのでよかった

    です。インパクトのある絵ですが、惹かれました。

    ふきちゃんの上をみあげる絵が印象に残りました。

    投稿日:2010/07/14

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  • ダイナミック

    ダイナミックな描き方の表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。タイトルも力強くて迫力があって素敵だなと思いました。主人公が自分の好奇心にしたがって行動するのが素敵だなと思いました。付記の茎を滑る時に見せる主人公の笑顔に癒されました。蕗の薹の特徴をとても良く捉えて描いているのが良かったです。

    投稿日:2010/07/12

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