絵をしっかり見る甥にどうかと勧められた絵本です。
長さんの本、おもしろいのですが、感想を書くのは非常に難しい場合があります。
この作品もそのタイプ。私には良いのか悪いのか判断がつきかねる本です。
海からいろいろなものが出てきます。
それも海から出るものとは思えないほど不思議なものばかりです。
息子に地平線のみになった時に私が「何もないね」と言ったら、息子が海を指して「あるよ」と言いました。
息子も何か感じるものがあったのかもしれません。
見る人によって違った感想が持てそうな本です。
鶴見俊介さんの著書に「神話的時間」というのがありますが、七歳までは神の内に入る子どもなら絵本と対話ができるかもしれません。
二歳の甥がどんな反応を示すのか?今から楽しみです。