眠れない夜に、男の子の目の前に現れた電車。
乗り込んだ電車が到着した街は、なんだか見覚えのあるような物が並ぶ不思議な街。
キラキラした街並みに、見ていてこちらもワクワクしてきます。
電車の旅から帰って、目覚めた後に台所へ向かうと、そこには思わず「あっ!」と声に出してしまうような、見覚えのある風景が。。
隅々まで、細かく描かれた台所の棚の物たち。
夢で見た街並みは、こんなに近くに広がっているなんて、本当に自分が小さくなって台所を電車で走っていたのかもしれない。
そんな風に思う、不思議なお話ですね。
電車に乗って、家の中を走ることができたなら。。想像するとワクワクする。寝る前に読みたくなる本でした。