シベリアのアジア・エスキモーの昔話です
ここでは、漁で手に入れた獲物は みんなで分け合って食べるという習わしがありました
村人は クジラの肉をアイパナナとおばあさんにくれました
おばあさんは冬の寒いときに食べるようにアイパナナに教えたのです
ところが この肉をハリネズミの子どもたちが食べてしまったのです
悲しむんですが お礼に不思議な力をもらうのです
強く逞しく早く走れる体をもらったのです
その力のおかげで大人たちよりも速く走り獲物をしとめることが出来るようになったのです
おおきなシロクマをしとめたのです
獲物の肉はみんなにも分けてあげる事も忘れませんでした
そして もちろんハリネズミたちにも肉のかたまりを埋めてあげたのです(やさしいアイパナナです)
厳しい自然の中に生きるエスキモーの生き方は、私たちも学ばなければと思いました
みんなで分けるという精神を守り続けるエスキモーたちの生き方から