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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

  • かわいい

しょうとのおにたいじ」 みんなの声

しょうとのおにたいじ 再話:稲田 和子
絵:川端 健生
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2010年01月
ISBN:9784834024791
評価スコア 4.38
評価ランキング 14,248
みんなの声 総数 15
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  • さるかにみたい

    最近鬼が大好きな息子のために探してきたなかの1冊です。

    しょうとの卵の留守番を頼まれたお地蔵さんが鬼に騙され、卵を全部鬼に食べられてしまい、しょうとが仇討ちにでかけるという話です。さるかに合戦にもよく似ています。

    息子は鬼がどうなるのか、ハラハラしながら聞いていました。鬼は3人出てきますが、本当は色を変えただけの1人です。まだ息子は気付いていませんでしたが、退治される鬼が一人なので、そのうち気付くかなと思って言わずにいます。

    お地蔵さんの人の良さとか、しょうとの嘆き方とか、鬼のあばれっぷりなどがいかにも昔話らしくて良かったです。

    投稿日:2011/03/11

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  • 2点気になった展開

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    猿蟹合戦のような展開で面白いのですが、
    2点気になった展開があります。

    一つ目は、三匹鬼が出てきたのに
    1匹しか退治されなかったこと。
    でも、それは他の方のレビューを見て
    もう一度絵本を見直すと
    勘違いだったことに気づきました。

    二つ目は、お地蔵様の頼りなさ。
    留守を任されたのに、騙されて、
    しょうとの3匹の命をだめにしたばかりか
    悔しがるばかりで、
    退治にも参加せず、
    何の役にもたっていない点。
    正直、情けないと思ってしまいました。

    でも、その分、どんぐりの頼もしい言葉が響き、
    子どもたちも後半の展開には
    身を乗り出して聞いていました。

    投稿日:2021/02/24

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  • 絵をよく見ると

    タイトルを読んで、知らないおお話だと思って読み始めましたが、「猿かに合戦」に似てました。
    地蔵の耳に隠した卵を鬼に取られてしまったしょうと(ホオジロ)が、ドングリやカニの力を借りて鬼に仕返しをします。
    昔話では、悪者とされる鬼が少し気の毒に思うこともあるのですが、こちらの話では、同情の余地なし!
    コテンパにやられるのが爽快です。
    絵をよくみていると、絵がいろいろ語っています。
    楽しいです。

    投稿日:2020/03/10

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  • 三びきの鬼

    「さるかに」のパロディのようなお話です。
    そう思うと、「さるかに」と比べてしまう自分ですが、赤青黒と三びきの(?)鬼の登場と、退治した赤鬼を見比べる細かな絵に、絵本の楽しみを見つけました。
    「しょうと」が何者なのかわかってしまうと、他の登場キャラとの違いが気にもなりました。
    おじぞうさんがどうして鬼退治に参加しなかったのか、どうして三度も鬼にたまごを取られてしまったのか、いろいろと考える材料のある絵本でもあります。

    投稿日:2020/03/11

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  • みみとめとはなとくち

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     気になる、うん、気になるぞ。

     お地蔵さんの「耳」にしょうとの卵が三つ託される。

     そこへ「はや耳」の赤鬼、見るだけだからとウソを言い、
    卵を一つ、ええ子だがまだ「目」ができとらんのう、とペロリ。
     次に「はや耳」の青鬼、見るだけ見るだけとウソを言い、
    卵を一つ、ええ子だがまだ「鼻」ができとらんのう、とペロリ。
     またまた「早耳」の黒鬼も、見るだけじゃとウソを言い、
    卵を一つ、ええ子だがまだ「口」ができとらんのう、とペロリ。

     なぜ耳・・目・・鼻・・口・・と、つないだのだろう?
    お地蔵さま、じだんだふんだお地蔵さま、
    ひょっとして、鬼は赤だけじゃなかったのではありますまいか。
    鬼を信じようと三度もなされたのに、赤鬼のやつ性懲りもなく。

     お地蔵さまと、しょうとと、鬼退治。
    ふかーい昔話は、不思議だなぁ。
    とんとん、昔話に、感謝。

    投稿日:2019/05/10

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  • 鬼たいじ

    このお話は、しょうとという鳥が自分の卵を鬼たちに食べられた仕返しに森の仲間たちと一緒に鬼の家に行くお話でした。小さいものたちが力を合わせて大きな鬼をやっつける姿が爽快で見ていて気持ちの良いお話でした!!

    投稿日:2016/01/27

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  • さるかにのような部分も

    「しょうと」とは、ホオジロのことです。
    こんなに小さな鳥だけでは、鬼たいじなんて難しいことだと思います。
    しかし、子供を亡くした親の恨みとは、どんな困難も乗り越えるのでしょう。
    道々加わる仲間の顔ぶれや、仇討ちの方法など、「さるかに?」と思うような感じでした。

    投稿日:2014/05/31

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  • そうだったのかー!

    鬼が怖いけれど気になる息子に。

    お地蔵さんがしょうと(ほおじろ)にたまごの守りを
    頼まれますが、鬼にまんまと騙されてしまいます。
    後半はさるかに合戦のような展開になっています。

    昔話特有の語り口、似た場面の繰り返しと
    テンポ良く物語が進みます。
    暗めの色調の絵もお話しにピッタリで、
    あっというまに物語の世界に吸い込まれます。

    初めて読み終えた後、まず息子は
    「え?!青鬼と黒鬼はいいの?どこいったの?!」
    私も同じことを思ったので、その後どうなったのか
    想像させるために余韻を残し敢えて描かなかったのかしら?と
    思っていました。
    しかし、他の方のレビューにある「赤鬼、青鬼、黒鬼は同じ」
    を見て本を読み返すと…!!きちんと描かれています!
    文ではなく、絵がきちんと語ってくれているということ。
    お話しの方に意識が行ってしまい、肝心の絵をしっかり
    みていなかったことに反省しました。
    さて、その真実にいつ息子が気付くかしら…。

    投稿日:2013/08/21

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  • ホオジロが鬼退治!?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    広島県に伝わるしょうと(ホオジロ)という小鳥が鬼退治するおはなしの再話。
    稲田さんの再話ということでセレクト。
    しょうとがお地蔵さんの耳穴に巣を作らせてもらい、
    産んだ卵の子守を頼むのですが、
    お地蔵さんはまんまと鬼たちにだまされ、卵を食べられてしまうのです。
    しょうとは仇討ちに鬼の所へ行くのですが、
    道中、どんぐり、かに、はち、うし、うすが賛同し、みんなで力をあわせて鬼を懲らしめるのですね。
    これ、さるかに話とよく似た展開です。
    愛らしい小鳥、しょうと(ホオジロ)が主人公というのも、
    対比が面白く、興味深いですね。
    語り口も、方言が練りこまれていて、雰囲気たっぷりです。
    やはりこういったしっかりとした再話の昔話は、
    耳で楽しんでほしいですね。

    投稿日:2013/01/30

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  • 昔話 さるかにの様な仇討ちです

    登場する おじぞうさまのの耳に 子供を産む巣を作ったのはなかなかおもしろいお話しです

    おじぞうさまは こどもを見守るように頼まれますが・・・
    鬼が お地蔵様を騙すのです
    おじぞうさまは 本来ならみんなの守り神様ですが
    しょうとの頼み事をまもってあげれない お地蔵様でした

    これを助けたのが どんぐりやかにはち うし  もちうすたち
    どんぐりの言葉がいい「ちいいさいもんは、 あたまをつかわにゃ。ちえでおにのやつを ごいーんと やっつけようじゃないか」
    どんぐりは えらいな〜
    こうしてみんなで 悪い鬼を退治したのです

    みんなのちえのおかげですね
    やはり みんなのおかげで 生かされているのですね
    しょうと よかったね 仲間がいて そして
    おじぞうさまみんなをみまもってね! おねがいしますよ
    昔話を語り継ぎたいものです

    投稿日:2013/01/03

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