このお話に出てくるおじいさんは
イワン・イワーノヴィッチ・シードロフという名前で
魔法使いでもあり、機械作りの名人でもあります。
なんてハイスペックなおじいさん。
ただ少しうっかりものなんです。
家の中には掃除をしてくれる機械や
ハエを追い払う機械、
コーヒー豆をひいてコーヒーをいれてくれる機械など
あらゆるもので囲まれています。
中でも羨ましいのがロボくんです。
猫くらいの大きさで犬のように
後からついてきて人間のようにお話ができます。
まるでお手伝いさんのように
なんでもやってくれるんです。
人間の言葉も話せるし最高ですね。
ある時荷馬車をひいた男の子に会い
このロボくんに興味を持ちました。
おじいさんからいろんなお話を聞いた男の子は
自分がひいてた馬を猫に替えられるか聞きました。
なんでもできるイワン・イワーノヴィッチは
もちろんできますが、猫にした後どうするの?
うっかりもののイワン・イワーノヴィッチは
果たしてどんな機械を使うんでしょうか。
一度変わってしまって元に戻っても
記憶や習慣って残るものなんですね。
馬と猫を合わせれば
意外と無敵かもしれませんね。