一番最初のページで火事の時に鳴らした「半鐘」の
ジャ―ンジャーンからジャリジャリまで長々と説明があります。
じいちゃんたちのお付き合いで時代劇を見た記憶のある私には
「半鐘」とか「火の見やぐら」は当たり前ですが、
子どもたちには「ふーん」「そうなんだ」って感じで新鮮なようです。
でもね、「かえんだいこ」でいきなり半鐘って??
道具屋の甚兵衛さんが買ってきた古い太鼓。
汚いからって、はたきをかけたらドンドンって音が鳴り、
その音を聞きつけたお侍が、「殿がその太鼓を見たいとおっしゃるから
屋敷へ持ってこい」なんて言いだしてしまいます。
屋敷へ行く時の奥さんと甚兵衛さんとのやり取りも面白いんですが、
太鼓を買う!と言われたところからはもう大笑いです。
300両を50両ずつ渡す時のリアクションが(笑)
金額はわからないけど、笑えるみたいです。
帰ってから奥さんとの300両の下りでも大笑い。
なるほどな〜やっぱりよくわからない子どもでも面白いんだ。
落語ってすごいわ。
最後のところでやっとわかりました。くどいほどの「半鐘」の下りが
なぜあったのか。なるほどねぇ〜!